Genmai雑記帳

・・・人にやさしく

「決定版 石見ふるさと大百科」・竹内幸夫先生

石見人は、「島根県民」である前に、「石見人」であると言う意識が強いと思います。


「決定版 石見ふるさと大百科」が出ました。
最近、こう言うのは多い、しかし、1万1550円は高いな、と思って見ていたら、
石見郷土研究懇話会(竹内幸夫会長)と書いてありました。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200905050088.html


竹内先生は、私の高校時代の担任だった人で、10年程前、ご自宅の前で偶然出会って、お宅で短時間話したことがあります。
神楽太鼓、特に大元神楽の世界では、第一人者と言われている人で、著書も多く、講演なども良くしておられます。


高校3年の文化祭をサボって、隣接高校の文化祭に行って、(たまたま同日だった。)
自分の高校に戻ってから、この先生に呼び出されて大変叱られたことがあります。
当時、私は合唱部に所属しており、この文化祭で歌うことは、その時のメンバーにとって最後の発表の場でした。
竹内先生は、ブラスバンドの顧問でもあり、
その時のお説教の内容は、サボって隣接高校へ行ったと言うことよりも、
コンクールを目指して、皆と一生懸命練習してきたのに、最後のステージを抜けた、と言うことでした。
ひどく叱られましたが、同じ、音楽をやる者として、許しがたい行為だったのだと思います。


数学の先生だったこともあり、どちらかと言うと、にがてな先生だったのですが、
この時のことを思うと、今でも反省してしまいます。


先生は、かつては高校ブラスバンドの世界では、知らない人のいない指導者だったのですが、
このたび、川本高校が閉校されるにあたって、初めて、その業績の端緒を知りました。
【引用】
吹け、川本高校吹奏楽部のマーチ
ブラスバンドでもやりますか」
熱血教師・竹内が、若さゆえの無鉄砲さで発した言葉が 、全ての始まりだった。
http://www.pref.shimane.jp/section/kawaso/nonframe_contents/projectk/03/
【引用おわり】


結構、感動してしまいました。


御歳82才になられるそうです。
残念ながら、私はあまり神楽に興味が無く、同じ市内にいても、まず接点がありませんが、
密かに、今後の活躍をお祈りしたいと思います。