Genmai雑記帳

・・・人にやさしく

簡易裁判所における和解

交通事故の物損請求事件に関与した簡易裁判所判事の記事を読みました。
日本裁判官ネットワーク・ある和解(2)
〜「緑の本」によれば〜自転車:バイク=40:60になっている。〜これが法律家の世界の常識なのである。
責任能力は概ね小学校を卒業する12歳を目安に認められる〜これまた,法律家の世界の常識なのである。

こうした事案に接する機会がほとんどない私などには、まさに「非常識」ですが、

しかし、
この記事に見る簡易裁判所の和解のあり方、裁判官の考え方は、
これが実情でもありましょうし、
恐らく結論としては正しいのではありましょうが、

やはり、考えさせられてしまう内容ではありました。

しかし、同じ判事の方が書いておられる、
日本裁判官ネットワーク・ある勾留却下は、なかなか、感心させられる話でした。

 それぞれの法曹が、自己の信念に基づいて、「正しかれ」と思って頑張っていること自体は、えらいことだと思います。
 これこそが司法制度の根幹を支える礎となっている部分だと思いますので。