Genmai雑記帳

・・・人にやさしく

自民党推薦の参考人(学者)も違憲指摘

〜自民〜公明〜次世代〜が推薦した、早稲田大学〜教授の長谷部恭男氏は、「集団的自衛権の行使が許されることは、従来の政府見解の基本的論理の枠内では説明がつかず、法的安定性を大きく揺るがすもので憲法違反だ。自衛隊の海外での活動は、外国軍隊の武力行使と一体化するおそれも極めて強い」〜

民主党が推薦した、慶応大学名誉教授3小林節氏は、「仲間の国を助けるため海外に戦争に行くことは、憲法9条に明確に違反している。また、外国軍隊への後方支援というのは日本の特殊概念であり、戦場に前から参戦せずに後ろから参戦するだけの話だ」〜

〜維新の党が推薦した、早稲田大学〜教授の笹田栄司氏は、「内閣法制局は、自民党政権と共に安全保障法制を作成し、ガラス細工と言えなくもないが、ぎりぎりのところで保ってきていた。しかし今回の関連法案は、これまでの定義を踏み越えており、憲法違反だ」〜
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150604/k10010102971000.html


 憲法や安全保障についての考え方が異なる3人の参考人〜そろって〜集団的自衛権は「違憲」との見方を示し、憲法改正手続きを無視した形で推し進める安倍政権の手法を批判〜

長谷部恭男・早大教授は〜「(閣議決定は)どこまで武力行使が許されるのかも不明確で、立憲主義にもとる」と批判した。

笹田栄司・早大教授は、内閣の判断で憲法解釈を変えることについて、戦前のドイツでナチスの台頭を許した「ワイマール(体制)のことを思う」と言及。〜

〜小林氏は、戦争への協力を銀行強盗を手伝うことにたとえて〜「一体化そのもの。長谷部先生が銀行強盗して、僕が車で送迎すれば、一緒に強盗したことになる」〜

〜小林氏は審査会後、「日本の憲法学者は何百人もいるが、(違憲ではないと言うのは)2、3人。(違憲とみるのが)学説上の常識であり、歴史的常識だ」と言い切った。
憲法学者から思わぬレッドカード 安保法案審議に影響か:朝日新聞デジタル