〜合格者数は707人。合格率(合格者数/受験者数)は3.95%〜
「街の法律家」目指し707人が合格、平均35歳…司法書士試験2015最終結果発表 | リセマム
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00240.html
合格率3.95%と書いてあるのに驚きました。
母数のとり方にもよるのでしょうが、随分、下がった感があります。
私(何しろ「昭和」)の頃には、2%強と言われておりました。
http://ameblo.jp/ykwnao/entry-12023229571.html
人数も、どんどん増えています。
しかし、一方で受験者は減っているようです。
「〜司法書士人口は年々増加傾向〜。平成5年以降は年間50名程度の増加だった〜、平成18年以降は500名も毎年増えてきています。平成9年には17,000人程度だった司法書士数も、平成26年には司法書士数が21,000名を超える数となっています。〜」
合格率が上がっても難易度上がる?司法書士受験者数の減少の影響とは | 資格試験組の既卒・第二新卒・フリーターための就職サイト|ウズキャリ資格試験
上記記事によると、受験者が減っているのは「貧乏」だからのようで、次のような記事を引用されておられます。(感謝)
司法書士、30歳を過ぎても年収200万円台はザラ | 日刊SPA!
痛いニュース(ノ∀`) : 新人司法書士の年収は100万円前後 - ライブドアブログ
司法書士業界の現状と平均年収
前にupした記事で、「私の頃は『司法試験400、司法書士試験400』の時代」などと書きましたが、上記の「司法書士受験者数の推移」の表や、司法試験合格者数の推移を見たりして、いい加減な比べ方をしてみると、少し違っていたようで、
たとえば、
私の合格年(昭和58年)の合格者数は不明ですが、平成元年頃と同じぐらいとすれば、406名(2.2%)として、平成26年度が759名(3.0%)ですから、約1.9倍ぐらい(倍近く)増えたと言うことになります。
司法試験の方を見ると、昭和59年が453名だったものが、現在は約2,000名ですので、司法書士との合計でみると、昭和の終わりの頃には、合計で約860名ぐらいだったものが、2,760名ぐらいになっていることになります。
いい加減な対比によるものではありますが、ざっと3.2倍!!???
毎年、毎年、かつての3倍からの法律実務家が生まれているのです。
これが日本の司法制度の実情なのでしょうか?
弁護士が「食えない」とか「能力の低下」とか言われて久しくなりますが、やがては司法書士も同じ道を歩くことになるのでしょうか?