Genmai雑記帳

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認知症家族の責任の判決についての記事

最高裁(新):認知症家族の責任 - g-note(Genmai雑記帳)についての記事。
毎日新聞が、図表も分かりやすく、内容も良かったと思いましたす
 判決の背景〜高齢者を取り巻く社会環境の変化〜
〜かつて、認知症の人の法律行為には厳しい制限が課されていた。しかし〜高齢者を支える仕組みづくりが進み、介護保険制度と併せて2000年に成年後見制度が導入〜各種法改正で、配偶者らが負っていた精神障害者らによる他害防止の監督義務もなくなった。

〜こうした経緯〜配偶者や成年後見人であるだけでは直ちに法定の監督義務者には当たらないとした。〜
夫婦に協力扶助義務〜「妻を法定監督義務者とする根拠は見当たらない」と判断〜

〜一方で〜限定的に責任を負う場合があるとも指摘〜
〜どのような場合に賠償責任を免れるかの基準は示さなかった。

〜今回は鉄道会社〜、個人が被害を受けたケースなどでは、「泣き寝入りでいいのか」〜
〜判決は、5人の裁判官のうち、2人が「長男は事実上の監督義務者だった」としつつ、「〜監督義務を尽くしていた」との理由から〜家族側勝訴の結論を導いた。〜
クローズアップ2016:認知症事故、最高裁初判断 高齢社会を考慮 責任、線引き難しく - 毎日新聞