Genmai雑記帳

・・・人にやさしく

苦情調査に無回答の弁護士、懲戒を制度化

(ボ2ネタ経由・「司法ジャーナル」からの孫引き)
 日本弁護士連合会が、各弁護士会の調査権限を強化する方針〜。不正が疑われる弁護士が調査への回答を拒否した場合、懲戒処分の対象とし、調査に強制力や実効性を持たせる。〜
 被害者に見舞金を支給する制度と合せ、来月3日の臨時総会での議案可決を経て10月から施行〜
 読売新聞の調査〜業務上横領罪などで起訴された弁護士は、2013年1月〜15年11月の約3年で23人〜、被害総額は20億円を超〜

〜新制度〜複数の依頼者側から「弁護士が預かり金を返してくれない」といった苦情が3か月間に3回以上寄せられるか、懲戒請求の申し立てが1回でもあれば調査〜
〜入出金記録や使途などを回答しない場合、懲戒処分の対象〜
〜預かり金を管理する専用口座の金融機関名や口座番号などを各弁護士が所属弁護士会に届け出ることも義務化〜

●鷲見一雄の視点
〜弁護士は資格が同等でも能力、人格、姿勢、貧富の差は著しい。
●鷲見一雄の憎まれ口
 〜今の時代〜弁護士と全く付き合わないで一生を終るのは難しい。〜弁護士を知る努力が必要な時代〜
 依頼する前に自分の眼で信用できる弁護士か、要注意の弁護士かを見極める能力を日頃から養う努力が必要だ、と思う。
今日のコラム

ま、そのとおりなんでしょうけど、一般の人に、これを望むのはあまりに難しいと思います。
「弁護士業に自由競争は本当に正しいのか?」坂野真一 - g-note(Genmai雑記帳)